以下は、Josepha が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress Release Candidate」を訳したものです。
誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください。
WordPress 5.6の最初のリリース候補版がご利用いただけるようになりました。
これは WordPress 5.6の公開に向けた重要なマイルストーンです。
「リリース候補」とは、この新しいバージョンは公開可能なレベルではあるものの、多くのユーザーが様々なプラグイン・テーマと共に使うには何らかの見落としがあるかもしれない、といった意味合いのものとなります。WordPress 5.6は2020年12月8日にリリース予定ですが、まだテストしていない方は今が行うべきタイミングです。
WordPress 5.6リリース候補版をテストする方法は2つあります。
- WordPress Beta Tester プラグイン (「最前線」チャンネルの「ベータ / RC のみ」を選択) を利用する
- リリース候補版の ZIP ファイルをこちらからダウンロードする
ベータ版リリースをテストし、フィードバックをくださったすべての貢献者の方々にお礼を申し上げます。バグ発見のためのテストは、リリースごとにソフトウェアに磨きをかけるための重要な部分であり、WordPress に貢献するための素晴らしい方法です。
WordPress 5.6の詳細
2020年の最後のリリースでは、毎年恒例となっている、新しい特徴や機能を紹介するためにカスタムビルドされた新しいデフォルトテーマが付属します。ブロックエディタの継続的な進展はこのリリースでは特に明らかで、より多くの場所により多くのブロックをもたらし、レイアウトを実装するためのクリック数がより少なくなっています。
WordPress 5.6 ではまた、開発体験にも多くの改良が加えられています。最新の情報を得るには、Make WordPress Core ブログ を購読して開発者向けノートに特別の注意をはらい、ご自分のプロダクトに影響を与える可能性のある変更点やその他の変更点の最新情報を入手してください。
プラグイン・テーマ開発者の皆さんへ
WordPress 5.6でプラグインやテーマのテストを行い、readme の Tested up to バージョンを 5.6に更新してください。もしも互換性の問題を見つけた場合は、最終リリース前に解決できるよう必ずサポートフォーラムに投稿してください。
WordPress 5.6フィールドガイドを近々公開予定です。主要変更点の詳細についてはこちらを参照してください。
協力するには
英語以外の言語を話す方は、WordPress を100言語以上に翻訳するのにご協力ください。このリリースはまた、5.6リリーススケジュールでの翻訳文字列の変更停止ポイントでもあります。
バグを見つけたと思った場合は、サポートフォーラムのアルファ・ベータエリア (日本語はこちら) に投稿できます。情報をお待ちしています。もし再現可能なバグ報告を書ける場合は WordPress Trac に報告してください。既知のバグ一覧はこちらで見ることができます。